Richmondの森で気持ちのいい朝の散歩を満喫したら、お茶時間。
肌寒かったこの日、Hot Chocoalateが冷えた身体を温めてくれます。
午前中のひととき、人々の時間はゆったりと流れています。
さて、お茶に立ち寄った場所は、1968年に廃線になってしまった歴史ある鉄道の駅舎を美しいカフェ&ギャラリー、そして小さなシアターに生まれ変わらせたその名も
The Station。
中は昔の駅舎のアーチを見事に生かした、開放的な空間になっています。
イギリス人はこういう文化的な場所を生き返らせるのが本当に上手ですね。
ギャラリーにシアター(この時は「Alice In Wonderland」を上演中でした)そしてローカルのアイスクリーム屋さん、チーズ屋さん等見るだけでも楽しい小さなお店も入っていました。
このThe Stationには駅にまつわるミュージアムも。
当時使っていた駅員さんの制服、切符、タイプライターなど、この駅の歴史のあしあとが展示されていました。
しかし、この鉄道路線のサービスが始まったのは1846年。
日本はまだ江戸時代です・・・ちょんまげに刀の時代にもうこの国では鉄道が走っていたなんてね~。
さすが、世界一早く産業革命を経験した大英帝国ですな。
Richmondはイギリス国内の2009年の「Great Town of the year」に選ばれた、風光明媚なイギリスらしい町並みを残す貴重な町でもあるのです。